「iPhone X」レビュー--iPhone 7から乗り換えて感じた進化点、Face IDの使い勝手。
まずは、iPhone Xを箱から取り出してみると、「iPhone最大の画面サイズ」というふれこみからは少し異なる印象を覚える。
パネルサイズは5.8型と歴代のiPhoneでは最大ながら、5.5型のiPhone 6 Plus/7 Plus/8 Plusと比べても本体はひとまわりコンパクトなのだ。
特に、縦長のパネルを採用したことで、幅がiPhone 7 Plusの77.9mmから70.9mmに7mmほど抑えられているのは評価できる。
iPhone Xの背面パネルはガラスとなっており、質感はiPhone 8/8 Plusと同じ。
だが、iPhone Xは側面が強い光沢のあるステンレス製となっており、高級感はやや上回る。
では肝心の使い勝手は?
Face IDは一度顔を登録すると、iPhoneの画面を点灯させれば、見るだけでロック解除を行ってくれる、新しい生体認証だ。暗かったり、メガネなどの装飾をしても、問題なく認証できる。
そして、操作方法も、きちんと使ってみるとなるほどよく練られている。
デュアルカメラとTrueDepthカメラによって、ポートレートモードという大画面モデルのカメラの魅力を一挙に取り込むことにつながる点も、より大きなインパクトがあると感じた。
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